人は、ある目的を達成しようとする際に、仕事を分割します。
この時、組織ができます。
分割した仕事は、誰かに任されます。
それは、分割者が測る信頼度によって分配されます。
(内容によって信頼度は変化します)
同時に、「意図通りに実行する」という責任が生じます。
しかし、意図通りにいかないということは多々存在します。
人間の思考はそこまでの情報量を扱えないからです。
その時、責任者という存在が必要になります。
これをものづくりのに当てはめます。
当然、上記のことはどのような社会でも存在するので、企業内でも存在します。
しかし、今回は企業外の話です。
この時、今製品を扱う運用者という人がいます。
しかし、運用者の大半の業務は人工知能の到来とともに自動化します。
一方、今度は人工知能の開発者に責任が付随します。それは、メーカーかもしれません。それは、IT会社かもしれません。パッケージによりけりでしょう。
しかし、これでは人工知能の開発は促進されません。
これをどうするかが問題です。
基本的には、オートパイロットも自動運転も同じ問題に当たります。
保険が解決するのでしょうか。費用便益が解決するのでしょうか。
日本人は費用便益では納得しないというのが現場感覚のようです。