マインドと社会

マインドと社会のインタラクションについて、科学技術や経済の変化を統合させながら考察します。

中央研究所の独立またはベンチャー

2000年代後半のエレクトロニクス産業の後退以来、「イノベーションを活性化させる」、「ビジネスで勝つ」といったことが産業界の話題の中心になっています。

 

これに対して私の回答は、「中央研究所を独立させる」=ベンチャーとなります。

この論拠は以下です。

1、研究の価値は認められている。

2、研究に依る商品=知識が市場のニーズに応じて販売されると、新しい商品となりやすい。

3、生産設備や人=固定資本はできるだけ少なくするのが、移ろいゆくニーズ変化への対応の基本である。

4、2,3より研究と生産が垂直統合していると研究が生産の影響を受けるため、最適化されず、生産が研究の影響を受けるため最適化されない。

5、また、知識は外部性が強く、応用展開が可能。

6、よって中央研究所を独立させる。またはベンチャー企業がその機能を担う。

となります。

 

どれだけ外部化するかは、時代の制約条件によって決まります。生産設備の更新も内部化と外部化でどちらのコストが安いかということに帰着します。

しかし、研究は実は生産ではなく商業的に考えたほうが良いと考えられます。